Mission & Vision - ノグチ美術館の趣旨と展望

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趣旨

イサム・ノグチ財団および庭園美術館は、イサム・ノグチの作品の保存・記録・展示・理解に力を注いでいます。ノグチ美術館は作家が生前に自身の作品のために設立した機関としては全米初のもので、世界で最大のノグチの作品のコレクションを所蔵しています。

ノグチ美術館ではノグチがデザインした環境を引き継いで保存し、またノグチの業績の核となる作品の常設展示にに努めています。短期間の特別展覧会と教育普及プログラムは、ノグチの彫刻、スケッチ・ドローイング・水彩画、建築、家具・照明器具・造園・舞台装置のデザインへの理解とともに、これらの創造過程との相互関係に焦点を当てることを目的としています。

また、ノグチ美術館はアメリカ国内・国外でのノグチの作品に関係する展覧会や文化事業を振興・促進しています。美術館周辺地域、およびニューヨーク市を活性化する役割を担い、地域に根ざした活動も行っています。

これらの活動を通して、芸術家・研究者・学生をはじめ広く一般に対してノグチが彼の生きた時代にいかに重要な芸術家であったか、また今日の芸術・デザイン・文化にいかに多彩な影響を与えているかを伝えていきます。

既にノグチ美術館に馴染みの深い来館者には更なる理解と思索の機会を提供し、未来の世代のためには身近なかたちでノグチを紹介することでより多くの方々に美術館に足を運んでいただけるよう努めることも、当館の大事な使命のひとつです。

展望

イサム・ノグチの芸術的関心は極めて広く、そのように多彩な探究心から生まれる楽しみと思索を共有することを目指して構想されたノグチ美術館を運営するにあたり、ノグチの視野・展望を受継いでゆくことは容易ではない課題です。当館ではノグチ自身の構想を常に活動に反映させ、未来に残していくよう尽力しています。

ノグチがデザインした心地よい私的な空間は、当館への来館者の体験を特別なものにする極めて重要な要素です。将来、ノグチ美術館のプログラムの規模および一般の認知度が拡大しても、ノグチの手による独特の建築空間の維持と保存は当館の事業の根幹をなす重要な部分であり続けます。

また、ノグチ美術館はノグチの多彩な分野における活躍の例に従い、個人の芸術的試みと創造的な共同制作の場でもあり続けます。この目的のためには、展覧会および公開講座を積極的に開催して教育普及と調査研究に取組み、ノグチの影響の重要性を再確認しながら彼の作品を現代文化と関連づけていきます。

ノグチ美術館では運営基盤の強化、職員の親睦・意欲・専門知識の向上、新たな運営資金源の開拓、最新設備とシステムへの更新を努め、今日および将来の世代のため、質の高い文化事業を継続して実施していきます。

支援と助成

イサム・ノグチ財団および庭園美術館は以下の公的資金からの助成金を運営費の一部に充てています:ニューヨーク市文化部とニューヨーク市協議会、ニューヨーク州芸術振興会、連邦政府博物館・図書館局、全米芸術基金、ニューヨーク州ドミトリー局、ニューヨーク人文科学協議会、ニューヨーク州議会。また、個人の篤志家からの温かい寄付金に加え、42丁目基金、アファメーション芸術基金、三菱東京UFJ銀行、ブルームバーグ慈善、フローレンス・V・バーデン財団、E・ローズ/レオナ・B・カーペンター財団、コンエジソン、フォード財団、フリーマン財団、レオン・レビー財団、ニューヨーク・コミュニティ・トラスト、W.L.S.スペンサー財団、サントリーU.S.A.、テラ米国美術財団、トランズカナダ、米日財団、アンディ・ウォーホル美術財団からも助成を受けています。

日頃からのご協力に謹んで感謝の意を表すとともに、厚く御礼申し上げます。

 

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